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開かれた病院を目指して

 未来s(みらいず)のアクションとして、「ユース×企業 SDGsワークショップ」が令和4年2月26日、オンラインで開催されました。「持続可能な社会の実現に向けて何が出来るのか」というテーマに対して、世代や社会での立場が異なるユースと企業間において、同じ目線でワークショップを行うことができました。
 当院のブースでは「医療機関では消耗品の使用量が多いこと」「誰もが働きやすい病院にしたいという想いがあること」を中心にディスカッションが行われました。ユースの皆さんが抱いた「病院でのSDGsとはどの様な取り組みなの?」という疑問を共有することはできました。しかしながら、解決することが出来ませんでした。
 そこでユースの皆さんの疑問にこたえるべく、後日希望者のユースの皆さんを対象に、病院見学会をご案内しました。まん延防止等重点措置を終えた春休みの期間、万全の安全対策・感染対策のもと3回に分散し合計10名の皆さんをご案内しました。無事開催することができましたので、ここにご紹介します。



「医療機関では消耗品の使用量が多いこと」


院外の流通や院内の物流だけではなく、現場の消費から廃棄までのプロセスを見学



 感染から身を守る個人防御具などの使い捨ての医療材料、また耐久性のある院内で滅菌する鉗子などの金属製小物などを、現物や写真を交えて紹介しました。
 病院では日常の光景ですが、医療材料の廃棄手順の複雑さと廃棄物の多さに驚かされた様です。また石油に由来する医療材料の廃棄物の多さも衝撃的であった様です。
 これらの廃棄物は、指定業者によって適切に廃棄処置が行われていること、また梱包される段ボールなどはリサイクル業者の回収が行われることなど、流通から消費、廃棄までの一連のプロセスを紹介することができました。

 SDGsと病院の関係は、決して良好な関係とはいえません。病院は大量消費しなければならないグループに属しています。私たちに今できること、それは「法人内で再分配を行い使用期限切れを極力生じさせないオペレーションの実施」や「必要な量を必要な時に発注することで、在庫を最適化」することです。私たちは「つかう責任」を全うすることで、SDGsとの関係に貢献していきたいと考えてます。

「誰もが働きやすい病院にしたいという想いがあること」


多くの女性が活躍していること、すべての職員が働きがいのある職場づくりに努力していること



病棟責任者の小林さんより説明を受け、熱心にメモを取り質問されるユースの皆さん

 続いて、当院が行っている「ワークライフバランスをはかっていこう」という取り組みの見学です。熱心にメモを取り、質問されるユースの皆さんの姿に、改めてSDGsへの関心の高さを感じました。
 病棟ではスタッフステーションを紹介しました。殆どのユースは、スタッフステーションに入るのが初めてです。パソコンやスマートフォンでの記録、ナースコールを受ける様子、患者さん対応でテキパキと働く看護師の様子を見学しました。
 病棟責任者の看護師である小林さんより説明を受け、働く女性に対する質問に対して意見交換が行われました。女性看護師の割合、女性管理職の割合、産前産後の対応など幅広い内容でした。小さな子供のいる家庭の看護師の場合は、保育園からの急な呼び出しがあります。小林さんから「急な呼び出しがあっても対応可能な様に、予めペアスタッフになる様に配慮し環境を整えています。この春には出産を終え、多くの看護師が再び戻って来ることを嬉しく思っています。」との回答に対し、私たちの取り組みに共感して頂いた様子でした。

 多くの女性が仕事に従事しており、活躍の場があります。当院では女性・男性などのジェンダーに関係なく、働くすべての職員が働きがいのある職場づくりを目指しています。



 ユースの皆さんが抱いた「病院でのSDGsってどんな取り組みなの?」という疑問に、少しでもこたえていくことが、開かれた病院の第一歩になると思います。当院はこれからも、開かれた病院を目指します。